昔ながらの織り方

昔ながらの織り方

倉敷帆布は自然素材のまま、昔ながらの織り方で日本の産業とともに発展し、人々の生活と共にあり続けてきました。
昭和40年代に廃番となったシャトル織機を今でも大切に手入れをしながら大切に使い続けて、変わらない品質と風合いを保っています。
130年以上受け継がれてきた高度な糸撚り技術。
綿100%の原糸数本を撚り合わせて生み出す、しなやかさと強さを併せ持つ糸。
丁寧に、大切に、手間を惜しまず、妥協せずに織り続けてきた帆布織物。
私達は生地のしっかりとした風合いが変わらないために30年以上同じ機屋(はたや) さんの生地を使っています。


織機と職人の手のぬくもり

織機と職人の手のぬくもり

昭和40年代に廃番となったシャトル織機 機械の音や生地の質感を確認しながら、長年同じ機械をメンテナンスしながら大切に使用し、変わらない品質と風合いを保っています。
シャトル織機は、帆布生地の端=耳(セルヴィッジ)まで美しく均一に織り上げることが可能です。
時代と共に効率が求められる織物機械は高速で傷のないものになりましたが、この織機の良さは丁寧にしっかりと織ることで作られる重厚感です。
外国産帆布にはないこの美しく揃った耳こそが、倉敷帆布が一級帆布と呼ばれる最高の技術力と品質の証です。
織りあがった生地を丁寧にキズがないかを確認して、直しが必要なものは手作業で丁寧に仕上げています。
沢山の人の手のぬくもりが込められた生地なのです。

昭和40年代に廃番となったシャトル織機

仕上げ洗い

仕上げ洗い

生地を染めた状態は,樹脂で固くなって板状になっています。
ムラになったり汚れが目立ったりしますので、ジーンズ製品を洗う工場の大きな洗濯機で生地を洗います。
この行程で、でこぼこの表面感とシワが生まれ、使い込んだ雰囲気になります。

防水加工について

防水加工について

よくある質問で、タンニン染め帆布は防水加工をしていますか?と聞かれます。
染めは天然染料にこだわって、最後にコーティングをするのか?
その加工をするべきかは悩みましたが、防水加工はしていません。
私たちの扱う帆布は共に織密度が高く、最終の洗い行程で密度がさらに増します。
そして水分が糸を膨張させるので、濡れはしても多少の雨なら中までは浸みにくい生地になっています。